exhibition 現映 – Come in sight
解題 – a Bibliographical Introduction
個 展「現映」はアニメーションの映像作品群で見えたり見えなかったりする曖昧でいい加減な僕の作品を展示です。原 始的なアニメーション(映像)の原理を用いているつもりでやっていて見えるか見えないかが問題ではなく、見ることまで到達してもいいけど大事なのは見てやろうとしている行為や態度や精神です。
見えないものも見えてきたり眼が補って動く映像が見えるようになったり、そこから人間力が増して聞こえない音が聞こえてきたり、臭わない臭いが臭ってきた り集中力がUPしたりいろいろな作用が起こってきて幽霊とか見えたり、幽霊見える人が見えなくなったり、放射線が見えたり何も見えなくなったりなるかなと思いました。作品を作っている段階でそんなことを狙ったりとかは考えてないですが、「見えるかな~見えないかな~。まぁ かっこよくなれよ~」ってな具合でやってます。今回はアニマ(霊魂)を意識した作品群になりましたけど今後はもっとアニマのこととか気にせずにどんどん暴 走してさらにヤバい作品を作ってやります。
いつも作品を展示していけばどんどん進んでいきます。作 品を作っている時がヤバいくらいに悩んだり時間や金や疲労がかかる。僕はその悩み考え事をずーっと思考し続けた り忘れずに日々を過ごすことでどっかでフッ飛びアイデアとかができます。明確なコンセプトにしてもなかなか言葉で伝えきることは困難です。わりと社会的な物事にも関心や関連付けをしたり するもの好きだし、でもそこを親身に真面目にやり通すと面白くなくなるのでバカバカしくありたいです。僕はあらかじめ計画して図面引 いてこうやればこうなるという完結したプロセスで作品は作れないです。作り出しすことでどんどんベクトルが進んで自分でもあらぬ方向へと進んでいくからワ クワクしたり眉間に皺を寄せたりして頑張って冒険する。ダメだったらやり直す。という感じです。