フレンズ friends

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加瀬野裕介とそのフレンズ達が曝け出す、ありのままの姿

今回上映される映像は2005年以降僕が撮影してきた仲良し8人組(フレンズ)の旅行、飲み会、遊び、映画などの身内ネタです。全てノー編集で上映し長時間のダラーっとした感じかつフレンズのありのままの姿を赤の他人の視聴者(あなた)へ曝け出すことを心がけました。

なぜこのような映像を上映することにしたのかというと、2013年の年末に浅草演芸ホールで観たお笑い芸人たちがきっかけでした。舞台上には初めてみる芸人、昔ブレイクした懐かしい芸人、誰もが知っている大物芸人が次々と登場し、芸人たちは時々フレンドリーに「姉ちゃん面白い?」「このネタで笑えんかったらもうないよ」とかお客へ語りかける姿に僕は感銘を受けました。スベるのがもはや当たり前でウケたら素直に喜んで「今の良かった?ホントに?よっしゃ!ありがとう。ほんなら次はこのネタやってもいい?」って、普通にお客さんと会話していて、ここから芸人と客の心が近づいたりしてファンが増えたり、逆に嫌われたりして芸人たちは日夜ネタを作ってはお客を笑わすことに全身全霊をかけ舞台で試している現場がとても美しく輝いて見えました。金玉ポロリのおかゆ太郎(彼以外にも初見の芸人はたくさんいた)、面白くないネタでも思い切ってやる懐かしい一発屋ゆってぃ(新ネタも寒い)。誰もが知っている全身ピンクの林家ぺー(この日は胸に大きくイチローがプリントされていた)。

特に今までテレビで見たことのある芸人へは親近感を感じずにはいられませんでした。その代表格のゆってぃは笑い声よりも懐かしいという声が多く本人も「懐かしいって言わない!」ってツッコんでいました。テレビで見ない日はなかったまでとは言わないが一瞬ブレイクした彼が登場した時に「あっ、本物だ。まだ生きてたんだな」っと思うあの親近感と生存確認できた安心感。面白くないのになぜか会場は温かい雰囲気に包まれる。テレビは僕にゆってぃに対する免疫(親近感や様々な印象)みたいなものを植え付けたのだと実感しました。テレビは私達鑑賞者とテレビに出ている人を繋ぐ仲人役です。番組を作る人は編集(メディア・コントロール)してあの人は悪い人なのに良い人に、あの人は良い人なのに悪い人に、あの人は本当に恐いから恐い人のままにしたり、また出演者はそんなフリをしてみたり、真実でもないことを真実かのように捏造したり、小さい事を大きくしたり、はたまた集団(複数のチャンネル)となって特定の話題をヒートアップさせたり、逆に急に沈めたり、テレビ(映像)はとても強力なパワーを持って僕たちを楽しませてくれます。芸人を見ながらそんなことをぼんやり考えていたのが今回「フレンズ」という映像上映会の開催に至った経緯です。

分かりやすく表すと「友だち=テレビに出ている人、映像=テレビ番組、僕=番組を作る人」但し、①視聴者はなるべくフレンズの情報を知らないことが望ましい。②映像はテレビと違いチャンネルは1つしかない。③僕は映像を編集(メディア・コントロール)しない。④強制ではないがなるべく視聴者は長時間見るのが望ましい。⑤視聴者は見たくないようなシーンが始まったら目を隠したり、耳を塞いだりしても構わない(アイマスク、耳栓貸します)。という条件を設けました。 そして大切なことですが、僕らフレンズの中に役者や芸人やタレント志望は誰一人としていない生粋の素人であるということです。

僕がしたいのは撮影した映像を全て情報開示し、できるだけありのままのフレンズの姿を見せることで、視聴者はフレンズにどのような免疫(親近感、印象)を持つことができるのかということです。こちらから「僕の友だちと友だちになって下さい」なんてテレビがするようなことをするつもりはありません。つまらなくても、怒られてもイラつかれても構いません。身内ネタのオンパレードなのでその覚悟はできています。ただ赤の他人(視聴者)がぼーっと、だらーっとフレンズの映る映像を見てどんな感じになるのか、また何もならないのか。はたまた、視聴者自身のフレンズ関係を比べたりして正月に会ったばっかりの故郷のフレンズにまた会いたくなったりしたりして。どうなろうと構わないですが、一応実験映像のつもりです。こちらからも聞き取り調査をさせて頂く場合がありますので白衣を着てそれらしくしておきます。

 尚、「加瀬野裕介の映像上映会「フレンズ」の開催にあたりましてフレンズ8人の許可なく上映しております。もし、彼らに会った時があったとしてもこの事は内緒にして頂きますようご協力のほどよろしくお願いします。最近テレビを時間の無駄だと思って見なくなっている人が多くなっています。無駄な時間ほど大切な時間だったりします。たまにはテレビを見ましょう。そろそろ笑っていいともが終わるらしいですよ。

2014年1月13日(月)テレビを消してパソコンに向かう0:50 加瀬野裕介

 


TIME SCHEDULE

2月1日(土)
10:00~10:57   GW初めてのカラオケ&呑み 57min
10:58~11:59   井倉洞01             61min
12:00~13:53   井倉洞02             53min
13:54~14:08   恋の勇み足            14min
14:09~15:10   夏花火&呑み           61min
15:11~15:37   夏呑みの続き           26min
16:38~17:01   今夜もしみるね~         23min
2月2日(日)
10:00~11:00   冬カラオケ&呑み     60min
11:01~12:01   冬呑み続き         60min
12:02~13:04   出雲01           62min
13:05~14:07   出雲02           62min
15:08~16:10   出雲03           62min
16:11~16:46   夏呑み            35min
16:47~17:00   今夜もしみるね~(本編) 08min
2月3日(月)
10:00~10:30   京都(井上、小野)   30min
10:31~11:36   成人式          65min
11:37~12:32   湯原01          55min
12:33~13:34   湯原&蒜山02      61min
13:35~14:30   蒜山03           55min
14:31~15:03   冬呑み           32min
15:04~16:00   井上結婚式披露宴    56min
16:01~16:23   井上結婚式の2次会    22min
16:24~17:00   ゆとり教育です(本編)  36min
2005年~時系列順です。趣旨が分からないタイトルは映画です。
全て編集していません。(本編)はおまけで特別上映します。

 

  • Date: 2014/02/01-2014/02/03
  • Filed under: Exhibition