愛媛旅行2 道後温泉
道後温泉に行った。温泉が好き。仕事を6月でやめてから山口と岐阜に行ったがどこも温泉地に泊まっている。道後温泉は、千と千尋の神隠しの舞台として有名な道後本館がある。行ってみてモロにくりそつだった。映画では油屋という名前だが、あの名前は湯原温泉にある油屋からとっている。実際に行って、宮崎駿が来た痕跡がある。本館に入る前に道後の街をブラリ。少しメインストリートから外れると、嬉しい店があった。ストリップ劇場だ。最近は温泉地にあるストリップ劇場が少なくなっている。ストリップ自体衰退しているが、あれほどに官能的で尚且つ美的要素が強く、かと言って客は下品で、すこぶる僕にとっては理想のパフォーミングアートである。と、広島第一劇場に行った時に感じた。今回は行けなかったが、なくならないことを望む。ストリップ劇場を前で普通に近所の小学生が遊んでいたのが印象的だった。歴史ある温泉地で育つ環境。スクスク育つこと間違いなしだ!メインの商店街を歩く。元気がある商店街だから心配なかった。
少し歩いて正岡子規記念館に行った。正岡子規にあまり関心がなかったが、この人の食欲が凄まじくかなり裕福な家庭であったことを知った。山口に行った時には中原中也記念館に行った。中原中也も裕福な家庭であった。裕福な家庭から詩やらの言葉の美術が生まれるのか!
道後本館は温泉の中でも特集な場所で話すのも面倒で、風呂が2つあって入ったあと、お茶飲んでその後、天皇の入る所とか坊っちゃんの部屋とか見る博物館めいた場所を見る。天皇の風呂はやっぱりビビった。昭和天皇までの入った現在はお湯のない浴室に僕も入った。つま先から太もも辺りまでお湯の痕跡が残る水深まで電気がビビビと走った。嘘じゃない。マジで身体が痺れた。暫く動けなかった。天皇と同じ湯船に浸かったということだけでこんなにも身体に異変が起こるとは思ってもいなかった。太ももから足先にかけてのビリビリきた感じが忘れられない。僕は天皇について詳しく知らないし、崇めたり尊敬とかそこまで意識したことがない。かといって嫌いとかとかいうのもないけれど、電気が走ったことは事実だし何かしらの意味があるのだろうか。昔、松田聖子がビビってきたとかいう男との馴れ初め話を聞いたが、とにかくビビっとはくるもんだな。