岐阜旅行4 下呂温泉
養老駅から下呂温泉に向かった。
確か2時間くらいかかった。ちょうど高校生の帰宅ラッシュと重なって若い女の匂いがよかった。僕は制服をいつも見る。フェチだ。制服はどれも同じように見えて微妙に特徴がある。僕が見た中で印象に残ったのはグレーのスカートにとっても細い青い線が上下に広い間隔であしらわれいたのが綺麗だった。
下呂に近づいてきた頃もラッシュに遭遇したが、こっちでは男の量が多く部活のでっかいカバンが電車の通路を封じていた。マジで歩けない。他の客も承知の上で足で除けたり、除けさせたりして降りる。
20:30に下呂に着いて、温泉地らしい暖色の灯がテンションを上げる。ワクワクする。下呂での楽しみがある。それはポン引きの老婆に会う事だ。
予約していた民宿にチェックインして飯も喰わずに老婆を探した。いた。温泉街らしさがある。風情がある。あー、こういう歴史というか昔ながらというのが最近少なくなってしまった。ここにもストリップ劇場があったがもうない。
「お兄ちゃん遊ばんか?」
どこかから声がする。ドキっとした!ポン引きの婆さんだ。足湯から少し離れた路地にしゃがんで僕を手招きしていた。とても小さい婆さんで80はいってそうでヨボヨボだ。少し話をした。
「若い子で可愛いのがおるで。」
「いくら?」
「部屋代込みで2万でえぇよ。」
「安くならんのん?」
「いやいや、もうそれはできんことになっとんや。」
「婆さんも昔は芸者だったん?」
「12からここに来た。両親が育てられんくてばあちゃんに育てられた。親の味は知らんが、ばあちゃんの味は覚えとる。」
とっても滑舌が悪いから何をいうてるのかはっきり聞き取れないが、要は祖母に育てられて18くらいから芸者になった。昔はもっといた。芸者はプライドがある。年金はもらえない。老人ホームにも入れてもらえない。とかモゴモゴ言っていた。話をもっと聞きたいと思ったが、あまりに滑舌が悪いので諦めた。
流石に腹が減ったので寿司屋で贅沢に飛騨牛の握りで一杯やった。
噴泉池という川沿いの無料の混浴露天風呂にも入った。おばさん2人がいて若い男が来たら喜んでいた。だから僕もあえておばさんの近くで全裸でいた。怪しまれて駆け足で逃げて行った。写真も撮られたと思う。俺のケツとのツーショットが撮れているはずだ。声かけようかと思った。そしたらなんか怪しまれたみたいで直ぐに出て行った。女の気持ちがわからぬ。見たいのに見せられると嫌なのか。こっちから行くと嫌う。そこまで望んでないのか、あれだけ僕より若くてイケイケな兄ちゃんの団体が来た時は目を輝かせて手を叩いてたのに…。僕ではダメだったのか、変態に思われてしまったのか…。お互い様だ。
民宿の風呂も温泉だがかつてないほどの高温で入れず、一人風呂場で熱い!と叫んでいた。マジでヤバかった。