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Category Archives: column

column |

2012/08/10

| yusuke kaseno

山口旅行3

20120810-022954.jpg猫にも会った。毛並みな綺麗で懐いている。ニャーと言うと、ニャーと言う。スリスリしてくる可愛い猫だ。遊んでいると、近所の居酒屋の婆さんが餌をやりにきた。飼い猫かと聞くと飼ってないけど、面倒みていると。餌は居酒屋の残飯かと思いきや、ちゃんとしたキャットフードだ。半分飼ってるようなもんだ。他の猫も呼んでいる。居酒屋の窓に向かって読んでいる。中にもいるのか。それなら完全に飼っているようなもんだ。なぜ飼っていると言い切らないのか。たぶんそこまでの責任は持っていないことをアピールしたかったのだろう。

20120810-023010.jpgここの温泉街には高級旅館があってそこの風呂に入りたくて玄関までいくと、宿泊者かJTBのパックツアーでないと駄目だと断られた。入口も風情あったが中もとても良さそうで泊まらなくてもいいが中を詳しく見たかった。見るのには宿泊代の2万円を払わないと見れない。二軒目の高そうな旅館に行った。受付がいなかったのでそのまま中へ入って風呂に入ってやろうかと進んで行くと、女子中学生が学校のジャージ姿で歩いていたので不審者に思われないか急に気が弱くなって引き返すと、受付のおじさんに、行ってらっしゃいませ。と客に扱われていたのでこのまま入れるかと思ったが、やっぱり気が弱くなっていたので、正直に風呂に入らせてくれと頼んだが、宿泊者以外は無理です。普通そうです。と無断で入ってきた僕にムッとしている口調で言うのでそそくさと退散した。どうせ、中学生の団体が泊まるような旅館が高級であるわけないので、こっちから願い下げだと後で思った。高級旅館の風呂。特に露天風呂に浸かりたい願望は叶わなかったが他を探した。道中ライブハウスを見つけた。大学生がはっちゃけて屯してる。自分も多少なり知識がらあるのでどんなバンドがやっているのかタイムテーブル等壁のフライヤーとか見ていた。何組か知っているがあったが、どれも日が違う。隣りの学生は無理矢理頭を振って興奮して嗚咽をついていた。元気だ。俺もまだそんな気でいたい。つうかまだいける。入ってやろうかと思ったが2500円は払う気になれない音が漏れていた。上手いがもっと変態なのが聴きたかった。あまりにまともで新鮮さがない。引き続き風呂を探す。

20120810-023024.jpg大きなホテルの看板に日帰り入浴可の文字が。ここならと思い、風呂場に案内してもらった。よくあるサウナとかジェットバスとかのある風呂で800円払った。脱衣所には今度は男子中学生の団体がいてなんかの試合で来ているらしい。変態なら悶々してたまらんだろうなと思った。洗い場で隣りなやいた中坊に声をかけた?なんかあるんか?バレーの大会です。へー、どこ中?えーっと、わからないと思いますが鴨中です。えっ、鴨中って鴨方?あっ、はい。俺玉島よ!あっ、はい。同郷だ。隣りの隣り町だけど山口で会えば同郷だ。テンションマックス!色々質問しまくった。一方、相手は丁寧な敬語で冷静だった。
風呂から出て呑みに行った。スポーツバーで、大きなスクリーンにはオリンピックをやっていた。ビールとフィッシュ&チップスをツマミに。ロンドンだ。

column |

2012/08/10

| yusuke kaseno

山口旅行2

20120810-022441.jpg車窓はなんでもない、ごくありきたりた風景だった。湯田温泉に着いた時、何だこの普通さかげんは。ここは温泉街か!?湯気がない。観光地さがない。しょぼい街だ。地元と同じだ。でも、駅前にデカい狐像がある。そこは許す。地元の新倉敷駅も良寛さんがいるぞ!暫く温泉街まで歩くらしい。じゃあ歩く。タクシーなんて乗らないぜ。すぐ着いた。でも温泉街じゃない。ただの街だ。ちょっと栄えた街だ。とりあえず予約していたホテルへチェックイン。今回は呼ぶぞ!絶対に!何を呼ぶか。デリヘルだ!絶対やってやる!大人の階段登ってやる!電話した。男が出る。やる気がない。受付ないなくなる0時30頃に電話して下さいとのこと。だが、ここは宿泊者以外立ち入り禁止であると後で知った。辞めた。こんなんで警察の厄介にはなりたくない。諦めよう。ピンサロにしよう。と思いながら、中原中也記念館へ行くことにした。中原中也との繋がりで驚いた!なんと私が尊敬する小林秀雄と関係があった。しかも、メチャ親密だ。この繋がりは泣けてくる。知らなかった。
酔った。酒が。
温泉街というと草津がとても印象に残っていて初めてああいう湯けむりの街、温泉饅頭、古びた土産物屋、おばさんが温泉街と認識したと思う。しかし、今回は湯けむりに変わって若い子達がよく目立った。温泉街だろ?観光地だろ?なのに地元人の日常も片足浸かっている。しかも、ピチピチの若者が。そんな風に街を歩くと夜の店の並ぶ通りに着いた。僕はスナックとかキャバレーの少し前の看板が大好きで、かせの商店のハンコもそれを意識きて作ったものもある。そんなLOVE看板を写真に撮った。することなくってそんなんで暇を潰した。あの類いの看板のイマジネーション、常識に惑わされないデザインが大好きだ。そんな看板も撮り終えて暇になってまた面白いところがないか歩いて見つけた。石をメインに売っている土産物屋だ。水晶とかヒスイとか綺麗な石を仏様とかマリア様とかアクセサリーに加工したものをボロボロの店で売っている。石は重いからあまり買う気になれないし、特産でもないのでなんでかと思った。店主のお爺さんもボロボロである。客は1人もいない。「ここは石を売ってるんですね」と、馬鹿みたいな感想を述べると「ええ。それより旦那」と、ショーウインドウを指差す。見ると、野村監督と写った写真。白黒の南海ホークスのユニホーム姿の若かりし頃の爺さん。もしかして野球選手だったんですか?野村は一個下だけど一緒に一軍に上がった。でも、一軍昇格が決まった直後肩を壊して、リハビリしたけど駄目で諦めた。
なんと、最悪な人生。だけど、やけに自慢気である。野球の話が長く続く。石を見ながら聞いて、凄い凄いと煽てていたらご機嫌なご様子。少しして気づいた。壁中色紙だらけだ。色紙は誰かのサインとかじゃなく、川柳のような言葉である。これは何ですか?
ウチのお袋の俳句や。川柳おばあちゃんで有名だったんだ。官邸にもお招きされたことがある。と、また自慢気である。実際の新聞記事とかもあってどうやら本当らしい。この爺さんの周りは皆有名人である。少年野球のチームも強くて6人がプロになったらしい。なんという人生か。こんな後悔の残る人生があっていいのかと、この爺さんに泣けた。俺も同情している立場ではないが、悲しかった。爺さんもそりゃ怪我した時は悔しくてたまらなかったけど、無理なもんはしゃーない。だから実家に帰った。人生諦めが肝心なのか。本当にそうなのか。怪我をしても野球の中で仕事ができたのではないのか。失礼だが、こんなボロボロで明らかに貧乏そうで生活は大丈夫なのか。俺も他人事のようには思えない。ただ、やたらと過去の中途半端な功績と自慢の亡くなった母ことなどこんな爺さんになっても語っているのか。なんと格好の悪い容だろう。野球の話は続き、僕に何枚かの写真や記事などをコピーした紙をくれた。なんとも面白くて嬉しくて、僕も調子に乗って石を買おうかと思ったが、やめて100円のシミのついた扇子を買った。爺さん、楽しい話をありがとう。これ買うよ。
いやーそんなんええのに、悪いなー。好みの扇子だったので全然良かった。二つ買った。これで帰れると思ったが、まだ野球の話が続くので、こっちで強引にまとめて、ほなサイナラを3度目くらいでようやくサイナラした。とてもいい人だった。こういう面白い人との出会いは毎回旅行して旅の良さを知る。風俗の話もしたが、簡略化していうとここは駄目らしい。後で無料案内所にも行ったがピンサロとかは登録されてないから紹介できないと言われた。ネットで調べたピンサロに電話もしてみたが現在使われておりません。だと。頭の中は風俗ばかりで阿呆やと思った。金沢の旅行以来、いつか大人の階段登ってやる!しかも、知らない土地の女を抱く!これが目標だった。なのに今回も駄目そうだ。今度からラブホに泊まることにしよう。

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2012/08/10

| yusuke kaseno

山口旅行1

20120810-020715.jpg心配症だから不安だ。
岩国からワンマンの錦川清流線で根笠へ行く。目的は岩屋観音窟を見るため。メインは山口情報芸術センターへ行くことだったが、こっちがメインぽい旅になりそう。なんせ、田舎の鉄道であるから1時間に一本のダイヤ。そこからバスで岩屋まで行くとなるとまた本数が限られてくる。泊まるホテルは湯田温泉だから、無事に辿りつくことができるかどうか不安だ。
でも、行きたいので行く!今、車内の客は僕と50代の夫婦だけだ。
しかも、乗って気づいたが僕が使っている青春18切符が使えない。別途往復1720円かかる。まぁしゃあない。若い時に金を使おう。景色も田舎の風景であぁ田舎はいいなぁなんて一瞬思ったがらこんな風景は地元でも車を少しばかり走らせればいくらでもある。全くもって同じである。厳密には全く違うが同じと言っておく。
根笠に着いてバスに乗る予定だったが、レンタサイクルを発見した。近くの老人にに聞いたら、自転車でも行ける
とのこと。バスの時間もだいぶ先だったのでレンタサイクルを利用した。管理している中川商店を訪ね、店主のおばさんと少し話をしていたら目の前をバスが通った。2人して顔を見合わせ、あちゃーっと言った。でも、いつ帰れるかわからないバスよりも自転車の方が時間を気にせず気楽でよい!

20120810-020643.jpg自転車に空気を入れて出発!自然の中を自転車で走るのはとても気持ちがいい。渓流をみながら、時々釣りしてるおっさんを横目にしながら、気持ちええ!めっちゃええ!と叫びながら汗だくになって山道を駆け抜けた。
地底王国を過ぎ、帰りに時間があれば寄ろうかと思った。岩屋観音窟まであと2キロの標札を見てもう一踏ん張りとペダルを漕ぐ。あと2キロの最後の200mがきつかった。急な登り坂で自転車を押す。左右には小さな観音様が10m間隔もないくらいに点在している。とても可愛い。時々、その観音様を見ながら休憩し、やっと着いた。日本一の水車があった。流しそうめんをやっている。昼前だ。腹ごしらえだ。1人くるくる回る流しそうめんを喰った。680円もした。早く観音窟がみたい!水車を通り過ぎ、観音様の手間の境内で挨拶し、いよいよ左手にある観音窟への階段を登る。うお!かっこいい!観音窟の前にかっこいい力士像が2人。ボロボロで片方のは右手がとれている。ガムテープで留めた跡があるが取れている。よく見ると足元に落ちている。美しい。古代の石像のようだ。しかし、実際はごく最近に作られた物のように感じる。なのに酷い劣化だ。二体ともガラスケースに入れられているのでこれ以上の損傷は軽減されると思うが、今のこの感じがいい。美しい!

20120810-020746.jpgそしていよいよ洞窟の中へ。
うわー凄い!ほの暗い洞窟内に薄っすらぼんやり観音様がおられる!なんとも言えない空気が静かに少し重たく漂う。線香を上げましたい。賽銭箱に100円カランッ。線香が設置しているので火をつけて上げました。手を合わせた。何を拝む、願う、祈るかももう口にするまでも心の中で言うまでもない。全てを察しておられる!観音様は私の全てを見透かしておる。どれだけいただろうか。老夫婦が拝みにきても僕は端っこにいてずっと見ていた。これこそなんも言えねーだ。お喋りできない。最初はテンションマックスで、やべー!すげー!ホンマスゲー!ホンマヤベー!のオンパレードで自分で「お喋りし過ぎ!」と一喝したら、本当に黙り混んでしまった。しばらく無言でボケーと見ていると洞窟の暗さに段々目が慣れてきてそれがまた余計に神々しく感ずる。最高だ。こういうインスタレーションというか場の雰囲気というのは大切だと思った。飲み屋とかなんでも雰囲気料というのがある。ここは金はいらない。金など問題ではない。関係ない。金の馬鹿!心が洗われる感覚はないが、何も狙わない、期待しない、欲などない。ただじっと見ていた。帰るのが淋しい。ここにいれば僕も石化してしまう。むっちゃかっこええこと言うてもうた。酒を呑みながら打っている。長い話だ。先に行く。

20120810-020819.jpg帰りし地底王国によった。金は払えないし、時間がないからグッズ売場に行った。ここでもええもん見つけた!僕の好きなメイド、ナース、女子高生のエロいティッシュケースを発見。買おうとした。3800円也。買うぞ!だが木彫りで持って帰れない。郵送だ。送料1500円也。無理だ!やめた。ネットで買う。自転車でのん気に帰った。気分がいい。最高の旅だ。暇があるって素晴らしい!自転車を返す。駅の時刻表を見たらあと3分後に来る。それを逃せば2時間後だ。急いで自転車返却。おばさんと話がしたかったが、「じゃあね」の一言で商店さらば。ギリギリセーフで電車に乗れた。観音様に感謝。いや、僕は信じないぞ。観音様!宗教ってなんなんですか?!岩国着。湯田温泉へGO。着いた。

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2012/07/31

| yusuke kaseno

お中元の高いゼリーを食べる前に

お中元の高いゼリーを食べる前に母が蜜豆と混ぜて食べたら美味しいよ!とオススメしてきた。僕は蜜豆がどんなものか少し忘れかけていたが、確かあまり得意な食べ物でなかった記憶がある。さっぱりしたフルーツゼリーだけで僕は十分な気がして気が進まなかったし、断ったのだが、蜜豆と更に雪見だいふくも一緒に食べると絶対美味しいと、母がいうのでじゃあちょっとお願いと母にゼリーを託した。出来上がったスイーツは僕の予想通りに得意でない、黒い蜜、味のない寒天、硬い豆がゼリーと混ぜられ最後に雪見だいふくがドンと乗ったフルーツパフェのような感じになっていた。見た目で蜜豆を思い出した。食べてみてやっぱり苦手なやつだ!最悪だ!ゼリーだけで美味しいはずなのにいらないものが足されて不味くなった。母を問いただした。なぜこんなのが美味しいんだ?全然美味しくない!よくもやってくれたな!人それぞれ好みはあるけど、こんなのが美味しいのか?と。
すると母は、私も子供の頃は苦手だったけど、大人になってもやっぱりあんまり好きじゃなくて、ちょっとしたお口直し程度だったら良い食べ物だ。と言った。
凄い美味しいかのようにプレゼンしていたので当然蜜豆が大好物だと思っていたが、そうではなくてむしろ好きではないジャンルのように言う母に驚いた。うちの母は天然なところが若干あるのは高校生になって気づいた。時々こんな不可思議が起きる。今回もそんな類いの事件であった。

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2012/07/29

| yusuke kaseno

猪熊弦一郎現代美術館にてホンマタカシ展

猪熊弦一郎現代美術館にてホンマタカシ展へ行った。のっけから僕の好きな覗く作品があり楽しい。
最後にインスタレーションの作品が気になった。たくさんのデジタルフォトフレームからキノコの写真があり、その灯りですぐ向かいの森の大きな写真が薄暗く見える。デジタルとアナログの対峙と言おうか、フォトフレームの電源はワザとらしく露わにされ、他の作品では電気関係の配線はスッキリ隠されていたので何か意図があるに違いない。森全体とその森にある子供たち(キノコ)。それがどういうものか未熟な私は不透明で悩まされた。何かその文明といおうか科学技術に言いたいことがありそうだ。
14時からの学芸員の作品解説に参加した。僕はよく作品解説で勉強させてもらっている。芸術に間違えというのはないというが、「明らかなベクトルの違い」「ズレ」がないように気をつけたい。
最後のインスタレーションでの作品解説で、これは去年の東日本大震災での原発事故の件を扱ったものということだ。
にゃるほど!
知識的になことを言うと、キノコは放射能をどんなものよりも真っ先に吸収するそうで、それを子供たちと言っている。しかもキノコと森は福島県のものらしい。電気によって映された子供たち。電気がないと見ることのできない子供たち。電気の灯りは森を灯す。電気がないと生きることは困難な世の中で起きた原発事故。ただ、原発がないと生きていけないのかは僕には分からない。
音が今日から流れ、その音は自然にある音である。ここには自然と科学の共同体があるのではないか。写真も科学技術の一種である。そんなことを作者も感じたのではないだろうか。何も昔に戻りたいわけではない。科学の進歩に対して人の心が追いついていないのだ。だから、あんな大惨事が起きた。これからの生活について考える大きな事件だ。そしてこの森の子供たちは再度、私たちに淡い光で投げかけている。
本編のニュードキュメンタリーも写真の中身(タイトル)などを、隠して撮られた真実を曖昧にしている。わかるのは撮られた年だけ。その年すらも本当なのかと疑ってしまうくらい疑わせてくれた。シリーズ物を年で区切って展示しているのでシリーズのまとまりではなく、年のまとまりになっていて、かなり戸惑った。ニュードキュメンタリーならこの時間軸を追ってストーリー(記録)があるのでは…。娘の写真のとなりには血のついた雪の写真。僕は娘が殺されてしまったような気さえして苦しんだ。
学芸員の方にこの配列について質問した。この配列で僕は混乱したと。何故こんな配列にしたのかと。
この配列は今回の猪熊弦一郎美術館だけで行われた展示方法らしく、他の東京、金沢ではシリーズ毎に区切った展示をしたそうだ。それは作者の要望であった、と。続けて、あなたのおっしゃることはよく解りますが、そのような混乱があってもいいから作者はそうしてほしいとの要望であった、と。
作者がそういうのなら仕方がない。問題は何故そこまでしてこのような展示をしたかったのかである。1999年~2012年迄の時の流れとして作者の活動を知ることになる。色々なシリーズが並行して仕事をしている。雑誌のグラビアを含め並列された展示であって、シリーズ個々の感想ではなく1人のホンマタカシという人の作品として巨大なひとつの作品として見たとき、初めてこの人を知った。なんもない無機質な写真である。なぁに僕はたいしたことはやってねぇよってな具合にも見える今回の展示であった。

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2012/07/28

| yusuke kaseno

野生の恐さ

夜釣りに行ってきた。片道2時間の道のりは遠いが友人2人とワクワクしながら現場へ到着。一投目で喰うもバラし、暫くしてジュイー150でまたデカイのが出た!しかし、またもバラす。完全50UPだったに違いない!くそ~。
2人の釣り。夜。山の中。大自然。背後の山で木の枝がバキッと折れる音が少し遠くで聞こえた。何かがいる。恐い。2人は何もなかったかのように釣りをする。
今度は背後の山から石が転がってくる音がした。幾分近くで聞こえた。恐い。それでも何もなかったかのように釣りをする。
僕は最初にバラした場所でもう一投投げたいと、友人に告げ少し離れたところでルアーを投げた。少し離れただけで心細くて更に恐い。巻き終わる。背後の山から今度は鈍く太い足音のようなものが3度、すたっ、すたっ、すたっとすぐ後ろで聞こえた。足早に友人の元へ。
「ちょっと獣がおるわ」落ち着いた口調で言ったが、心臓はキューッとなって潰れそうだ。
友人と2人早歩きでその場を猿。猿がいるのは知っている。猿が恐しいことも聞いている。しかし、猿の足音ではない。もっと体重のある重たい音だった。熊か。熊ならもっと恐い。熊がいるのはわかっている。熊の恐ろしさは昔からニュースで知っている。
とにかく、2人は早歩きで車まで戻って、急いで慌てず鍵をあけ竿をしまって車に入って、30分足らずの釣りを終えた。帰りの2時間、2人で興奮しながらあの恐かった出来事を振り返った。現場に着いた時からなんか嫌な予感がお互いにあった。お互い背後で聞こえる物音にビビっていたが表にしなかった。獣が来たらどうするかを考えた。
端的に書いたが本当に恐かった。今となれば2人だけの笑い話ですんでいるが、もし目の前に獣が現れたらちょっとじゃすまない。根性なしの2人でよかった。
友人宅に着くと友人の愛犬がリードから外れ道のど真ん中にいた。開放感に満ちた柴犬の顔は可愛い。どういうわけかリードを外してよく抜け出すらしい。しかし、時間が経つとすぐに戻ってくるらしい。
野生の恐ろしさを知った。良い夜になった。

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2012/07/22

| yusuke kaseno

センスの悪いのがいいお好み焼き屋で浮かんだ2つのアイデア

お好み焼き屋で読んでいたバタイユのエロティシズムと、iPhoneで調べていた開口健の釣りに関する一文等を少しだけ読めた。本の少しだけの文で色々なことが頭を駆け巡り、2つのアイデアを思いついた。
一つは言葉遊びだが、サド公爵と阿部貞のコラボとしてサドサダの作品を作ること。名前が似ているのと、死と性の同居がどちらにもあること。サド公爵は生と死を切り離せないことを言っている。阿部貞は事件として好きな男を愛するがあまり殺し、男の男根を切断し持ち歩いていたことがサド公爵の言っていることを事件として露わになっている点がとても興味深い。どんな作品になるかまだ未定。誰かそんな作品作っていたりしたら参考にしたいので是非教えてほしい。
もう一つはゴミで作るルアー。今まで釣るために一所懸命に作られているルアーに対して、川や池に捨てられているゴミを使ってルアーを作る。なんとなく意味はわかるとは思うが、ゴミでゴミを作るスタンスでもって芸術作品を作る。このゴミルアーはいくつか作製したので、後日HPにUPしようと思います。本当にクソな作品ですので期待して下さい。

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2012/07/21

| yusuke kaseno

センスの悪いのがいい

昼飯に近くのお好み焼き屋に久しぶりに行った。いつものようにカレー玉モダンを注文し、本を読みながら待っていた。
本を読みながら気づいたのだが、今までその店はテレビが厨房と客席に2台あって同じチャンネルがつけてあって、昼ならワイドショーなんかが流れているはずなのだが、今日はテレビがついていない。その代わりにどこかのラジオの音楽チャンネルが店内を少し賑やかにしていた。しかし、その音楽というのが中々マニアックと言おうかマイナーと言おうか、普段聴き慣れない音楽であり正直ダサい音楽であった。その音楽が気になってしょうがなくなり、本は読めなくなり暫く聴いていた。音楽のジャンルもある程度統一感があり、邦楽の80年代~90年代のフォークソング(シンガー)のしかも弾き語りでなくバンド形式の音楽と、洋楽のこれも80年代~90年代のニューウェイヴのしかもテクノポップに近い音楽の2種類が交互に流れるという構成でとても面白い。日欧のジャンル違いのバトルは全く戦いになってなくてとても平和で、流れてくる音楽で何一つ知っている曲がなかった。一曲これは長渕剛かなと思えるのがあったが確信はない。
長渕剛っぽい曲も含め全てが時代遅れでかつダサくてセンスのない音楽が、このお好み焼き屋を支配していて店内の雰囲気にもマッチしてないこの感じがたまらなくこの店を余計に好きにさせてくれた。

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2012/07/19

| yusuke kaseno

春画からSEXを学ぶ

鈴木春信の春画を見ていて気づくのが、時々小さいオッサンがいることである。こいつは何やろうかと、答えを知る前に自分なりに考えた。
加瀬野君の答え
「カメラ」
現代で言うと、AVのカメラのような気がした。他人のSEXを客観視している感じがした。
正解は
「仙女からもらった豆を喰らい豆男になって、他人のSEXを覗き自分と比べている」でした。
僕の答えもあながち間違えではないと思う。絵で表現したり、文字で説明したり、現代は映像にしたりしてSEXの仕方を知る。春画は嫁入り道具の一つになっていたし、西洋にもそれに似たものがある。いつの時代からあって今はないのか、詳しくわからないが、タンスの扉の裏にそういう絵を貼り付けたものがあったらしい。
動物の生態に関するテレビを暇な時見たりするが、誰かからSEXの仕方を教えてもらっている動物は見たことがない。狩りとか飛び方とかは親が教えているようだが、SEXを教えるシーンはない。不思議だ。なのに、やる時はやれちゃってるのが本能ってもんなのか。人間は保健体育で教えてもらって、AVでも教えてもらう。世界ではどういう性教育がされているのか、違いはあれど誰かから教えてもらっていることに違いはないだろう。一部の原始的な部族は別にして…。とにかく、人間とその他の動物と別けて考えるのには問題があるにしても、もし、何もSEXについて教わらずにいざ、そのような場面になった時、人間はやる時はやれちゃうのだろうか。
鈴木春信の春画から話が一気にそれた。

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2012/07/18

| yusuke kaseno

思い出した

芸術に釣りを絡めた話でわかりにくいかもしれないが、アメルア(アメリカンルアー。※アメリカ製の疑似餌)の比較的最近のメーカーでACプラグというのがある。このメーカーはビッグベイトというバス釣りの中ではもうお馴染みになっているデッカイルアーを作っていて無茶苦茶釣れると一時期流行った。
このルアーはハンドメイドで、日本の大手メーカーの一般的なリアルな作りとは違い、非常に雑でチープ。なのに価格が高い。7000円くらいする。誰でも作れそうで、本当にこんなんで釣れるんかなっていうくらい不安な見た目。でも釣れる。実際に僕がビッグベイトで初めて釣ったのもACプラグだ。何てったって買ってその日に一投目で50UPまではいかないが40後半をGETした。今も現役一軍ルアーである。その後ビッグベイトの虜になった。
「釣りって楽しいっすよね!」
んでだ、芸術の事だ。
ACプラグの存在は僕の芸術にとっての憧れである。いい加減な見た目。非常に高い。釣果は凄い!なんで?っていうマジック。あれは驚きです。
いい加減な見た目の作品。非常に高い。そんなに高くなくていいが。釣果が凄い!釣果を芸術に例えるとなんだろう。まあとにかくお客様満足度No.1っつう事だ!苦労を見せない作品作りたい。それがかっちょいいと思っている。そんな事を忘れていて、今片付けしてたら思い出した。で、片付けするのを忘れてこんなコラムを書いてた。

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